
サーフィンとワイン好きなら一度は耳にしたことがあるだろう、ウェスタンオーストラリアの有名エリア、Margaret River(マーガレットリバー)。
滞在しているPerth市内から南へ車を走らすこと、約3時間。
ここオーストラリアは右ハンドルなので運転は超簡単です。交通ルールや標識も分かりやすい。
1点、オーストラリアで運転するには国際免許が必要で、無いとレンタカーを借りることができないので要注意。
マーガレットリバーへ行くには市内から永遠に南へ300kmほど南下するのみ。道中、ハイウェイ沿いに巨大カンガルーがたくさん轢かれて死んでいるのを見る事になります。カンガルーファンクラブからすると、とてもいたたまれない気持ち。なので、必ず安全運転で行きましょう。
この日のSURFLINEの情報だと、マーガレットリバーのコンディションはオフショア強めのダブル〜トリプルオーバーヘッド。6〜8ft。
今回の旅行はサーフィンメインでは無いため、持ってきているのが5’11″の板1本。果たして大丈夫なのか。
マーガレットリバーポイント入口の道を入ると、もう既にスケールのでかいワイルドなラインナップが眼前に見えてきます。その時点で心臓バクバク。デカすぎてむしろ半分心が折れかけます。
無事にマーガレットリバー到着。
流石はワールドクラスのサーフポイント 。スケール感が今まで映像で見ていたイメージと全く違う。
ローワーズでも味わった様な、世界的ポイント特有の競技場感。
ポイントの全貌としては、左奥の超巨大なアウトサイド、正面、右側とピークが分かれていて、超巨大な左奥は誰も入っていなく、正面はヘルメット被ったガンに乗ったサーファーが数名。
右側は4、5人。右側の湾の一番奥のアウトはスラブ系の波で有名な「THE BOX」。この日は小さそうに見える。
で、ずっと勘違いしていたんだけど、WSLでやっているピークって、正面じゃなくて右側なんだね。確かに一番ショルダーが張ってていい波なんだけど、右側ライトは正面レフトと最後繋がっていて、エンドセクションで仕掛けると死ぬほど浅いリーフに打ち上げられる構造になっていて超危険。一般サーファーは絶対に乗ってはいけない波。めちゃくちゃ浅くてスネくらいの水深。みんな歩いてゲットしています。



レベルと装備的に普通なら入らないコンディションだけど、1時間ほど見て、ここまで来たら経験も兼ねて右側のピークへゲッティングアウト。恐怖心49%、好奇心51%。
水温は結構冷たくて周りはフルスーツだけど、タッパしか持ってきていないので、かなり危険だけどしょうがない。
潮の具合によると思うけど、ゲットはインサイドのリーフが崖みたいに落ちたキワの隙間から飛び込みます。一面リーフむき出しで出入りの場所が分からないからほとんど感覚です。
かなりロングパドルを強いられるが、回り込めば食らうことなくピークへいけます。でもこの時、何か嫌な予感したんだよな。
ピークは10人ほどのローカルと、インドネシアのオリンピック選手、和井田リオプロがたまたま入っていた。数人ヘルメット着用。かなりビビらせて来る。板もみんなステップアップ。5’11″の薄い板なんかで入っているのはオレのみ。
波の速度と板の長さが合わなくて全く追いつかないので引っ掛からない。
そして見ていて思ったけど、やっぱり外国人は大きい波と長い板の乗り方が超上手いな。テイクオフの技術とレールに体重を乗せて加速させるのが秀逸。
上手くセットを交わしながら、数本レフトで何とか乗れたので、せっかくだからとライト方向のピークへ向かったが、ピークを横断途中にどセット到来。
インパクトで3、4発喰らいインサイドへ。先程の嫌な予感が的中し、ピークに吸い寄せられる様に流れが入ってて、ライト方向に逃げるも永遠にピークの真下へ連れていかれエンドレスで喰らい続け、タッパなので全く浮かずに結構マジで溺れかけました。この感覚初めてだったな。
水がそこら中から集まって来る感覚。セットが見えて割れるまでの速度が異常に早いので、初見だと瞬殺されます。長い板が必要な理由が本当によく分かる。潮の動きにまるで勝てない。
普段そこそこ大きい波が好きで、日頃から日本で乗っているはずだけど、本当に全く歯が立たなかった。
歳もあるけど、40歳以上のアマチュアでこのコンディションのマーガレットリバーは肌感無理かな。ただ滑るだけなら出来るけど総合的に完敗。
でもめちゃくちゃ楽しかった。どんどん老いるので、機会があれば早めにリベンジしたいな。
海上がりは近くのワイナリーやマーケットで絶対ワインを買いましょう。種類がありすぎて迷っちゃうくらいのでジャケ買いで。
いやしかし、マーガレットリバーの土地と雰囲気最高です。Perthより断然住みたいな。
サーフポイントも数え切れないほどあって、野生動物も多くて、ご飯もお酒も美味しい。スペインのサン・セバスチャンと甲乙つけがたい。お洒落さをとるか、ネイチャー感をとるかみたいな感じかな。素敵すぎる街。
近くには超いい感じのローカルレストラン、Morriesも最高。
初めてのオーストラリアに訪れて見て味わった、人生最大の後悔。
10〜20代の頃にワーキングホリデーすればよかったと本当に思わせる、最高の土地。
当時友達たちが次々と行く中、オレもあの波に乗れたらよかったな。
国が大き過ぎてまだ全く堪能できていないので、これからも定期的に訪れてワーホリできなかった分の経験と体験を取り戻せたら良いなと思います。
また来よう!Australia。




























