
幼少の頃から何故か印象に残っているのが、なんとか地球紀行〜みたいな番組で不定期に放送されていた北海道の知床半島。
いつか行ってみたいな、と昔から思いを寄せていた憧れの土地に、初めて行ってみた。
春は新鮮な魚や山菜、夏はシャチが観察できて、秋は大量のサケの溯上やヒグマが見れて、冬は流氷が接岸すると言う、いつ訪れても春夏秋冬魅力たっぷりの知床。心躍ります。
空路での知床半島へのアクセスは主に3つ。
- オホーツク紋別空港
- 女満別空港
- 中標津空港
「オホーツク」ってネーミングが最高にカッコイイので、我々はオホーツク紋別空港から乗り込むことにした。
レンタカーを借りて一路知床へ向かいます。200km位なのでそんな遠くない。
道中は、果てしない牧場と小さめの湖が点々としていて北海道感100%。たまに小さい恐竜くらいの恐ろしそうな雄ジカが爆走しているのを目にする。
途中、美味しい牡蠣が有名なサロマ湖の道の駅で食べた南瓜のソフトクリームが絶品。
サロマ湖ご当地のオリジナルソングが気が狂うほど店内に流れてて、帰宅後も耳について離れなくなってしまった。笑
本日は知床の玄関口、斜里町に宿泊予定なので網走刑務所にサクッと寄り、網走沿岸ひたすら東へ進む。
基本的に真っ直ぐの道と牧場だらけの大自然なので走っていてとても気持ちが良い。サンセットタイムはめちゃくちゃ綺麗なので、レンタカーでのんびり向かうのも悪くないです。
「天まで続く道」で有名な334号線沿いのオシャレな宿泊施設 ”BOTH”。
程よい距離感のスタッフと、リーズナブルながら清潔感たっぷりなお部屋と共有スペースが最高。サウナもあります。知床に来たらこう言う所に泊まらなくちゃ。
夜は斜里駅周辺を探索し、我々好みのローカルな居酒屋 ”北鮮” へ。居酒屋は結構探すと意外にあって、気になるお店もたくさんありました。
ここで出してくれたプリプリの黄色いホタテと、スタッフが朝釣ったと嬉しそうに話してくれた○○ヒラメ?のお刺身がめちゃくちゃ美味かった。
朝、知床半島へ出発。斜里町から知床(ウトロ)までは海岸線を車で40分位。
もうどこからヒグマが現れてもおかしくない、との事。沿岸はマジでめちゃくちゃいい地形をしていて、カリフォルニアのサンタバーバラを思い出す。
スウェルが入ったら、、と想像しながらポテンシャル抜群の国道を北上。
途中でサケの溯上が最盛期の ”オンネベツ川” をチェックすると、もうありえないくらいのサケが海を埋め尽くしている。多分200万匹位居るんじゃないかと。1匹持って帰りたい位。
狭い河口をガンガン登っていきます。この時期ならではの景観なので必見。
少し上流で川の中を見れるスペースがあるので、そこで川の中をgoproで少し観察。
あしたのジョー並みにボロボロに白化して、役目を終えてゆっくり泳ぎながら最期の時を迎える彼らを見ると、こみ上げてくるものがあります。
誰がプログラムしたのかは知らないけど、どうやら、自分が上流で死ぬことで自らの死骸で海の栄養を山へ運び、それがプランクトンを育てて稚魚の餌として貢献するとか、死骸を食べる山の生き物を腹いっぱいにさせて、出来るだけ多くの稚魚を海へ向かわせるなど、ドラマチックすぎるストーリーにまじで泣けてきます。
親の愛。 自然を大事に。
我々しょーもない人間共は自然の偉大さに分らされながら、途中オシンコシンの滝を経て、知床(ウトロ)到着。
結果的に毎日通う事になる、超お気に入り道の駅 ”うとろ・シリエトク” で情報収集。ここでほぼ全ての知床情報をゲットできます。お土産も間違いなし。
大事故の風評被害もあるのか、知床観光船が軒並み倒産していて、ウトロ側から運行しているのは写真の2社のみ。さらに、少しでも波高があると欠航もしくは、短縮コースで近場のみの遊覧となります。ルシャ湾とか知床岬まで行けるのは相当な強運の持ち主でないとほぼ不可能です。
この近くには美味しいお店がたくさんあって、イクラを山ほど食べることができます。時期によってはウニが食べられたり、逆に冬季は休業しているのでタイミングが重要。
我々がこの旅で行ったお店は、”熊の家” さんと ”婦人部食堂” さん。どちらもプリプリで噛めない程最高のイクラをガッツリ堪能できます。
さてここより先から、いよいよ本格的な 知床国立公園 へ入ります。
ホロベツ川を越えて少し登ったその時、いきなり路上でヒグマと遭遇。しかし特に危険な感じはなさそうで、のんびり道路を横断。ゆっくりやり過ごします。
ただ、国立公園に入った瞬間に遭遇したので、この先一体どうなっているんだと、好奇心と恐怖心が入り混じったよく分らない感情が爆発。野生のヒグマ初めて見ました。デカイ。
しばらく行った原生林の中に、”知床自然センター” という大きい施設があり、そこで様々なアクティビティツアーに申し込めます。
その裏手より、フレペの滝までの遊歩道がありフレペの滝まで向かうことができるので行ってみる。
途中の看板には、ここ最近のヒグマ出現ポイントに○印がされていて、尚且つ我々は先ほど遭遇しているので正直、メチャクチャ怖い。2人行動だけど、ぶっちゃけ深夜のアテネとかパレスチナ市内より怖かったな。
クマスプレーも鈴もない完全丸腰スタイル。さらに誰も居ないので空気感はヤバいです。運が良かっただけ。
フレペの滝というより、道中のスリルと滝のある迫力満点の崖っぷちが見どころです。 足慣らしには丁度良い。
この日は羅臼の宿に宿泊予定なので、冬季は閉鎖してしまう知床峠を抜けて羅臼側へ。11月〜4月は閉鎖なのでお気をつけて。
針葉樹林帯を抜けて羅臼岳を見ながら爆走。とても気持ちが良い。知床峠を使えば40分位で羅臼に到着するが、冬季は使えないので超遠回りをしなければ羅臼側へ行けない様です。
羅臼はこれまたウトロ側と違った漁師町感溢れる港町。温泉が湧いているせいか思ったより寒くない。
今夜の宿は、知床峠沿いにある ”峰の湯” へ。ここでの知床の原生林を見ながらの露天風呂は最高です。運よく貸し切りで入ることができた。
だが、ここから数分山の中へ登った先にある、温泉ファンが一度は入ってみたいと口を揃えて言う、極上の秘湯 ”熊の湯”。ここがヤバい。
佇まいと湯質は最高で、上がってからも体が全く冷えず数時間ポカポカ。ただしメチャクチャ熱くて動けないレベルです。過去最高の温度感。さらにタイミング次第では漁師の年配ローカルが沢山いらっしゃり、ご指導頂きながら大人しくすみっこにて浸からせて頂く感じとなります。無料だけど脱衣所に寄付金箱があるので、感謝の意味でもそちらへ是非。男湯に関してはパーテーションが一切ないので丸見えです。間違いなくまた入りたい日本の名湯No’1。
夜は羅臼市内で有名な居酒屋 ”番屋” さんへ。
お店に入ると誰も居なく、しばらくすると無口な女将さんが。
観光客には素っ気無いのかな、なんて思っていたら地元の常連さん夫婦が来店。そのタイミングで上手く話しかけてくださり、そこにマスターも登場。その常連さんとも話がどんどん盛り上がり、気付いたらみんなで楽しくお酒を飲んで泥酔状態。次来るときは泊まれせてあげるから連絡しなさい、と住所等を頂く。
締めにはメニュー外のメチャクチャ美味いベビーホタテの味噌汁に、大量のイクラが乗ったおにぎりを出してくれてお土産も頂き大満足。
着いた時から居心地良いな、とは感じていたけど、羅臼が益々大好きになりました。
Vol’2 へ続く。
※旅のgopro動画はVol’2へ載せてあります。 →こちらより

























