スペインと言えば、バル。
あまり食にこだわらない俺としては、正直ご当地クラフトビールとハモンセラーノさえ食べる事ができれば良かったのだけど、いや、マジやばい。このブライ通り。絶対来て。ココ。すみません、日本のそれは、どうやらバルでは無かった様です。
有名の様なのでご存知の人もいると思うけど、裏通りに軒を連ねる言わば日本のガード下の様な風合いの飲み屋通り。人生勝ち組の奴らとやさぐれたジジイ連中が、真っ昼間から白昼堂々道のど真ん中でかっ喰らってます。
ここで出てくるスペイン料理とワインが本当に美味い。どこでも美味い。
初めて本物のpincho（ピンチョス）を食べた。何これ。美味すぎる。
と言うか種類も豊富で安く、明朗会計なのでほとんど朝昼晩これしか食べませんでした。全然飽きない。食べ歩き出来る感じ。
”ピンチョス”ってこんななんだね。デカくて半端じゃ無い種類があって。良くパーティー等で出てくるお通しみたいな代物しか食べた事がなかったので、カルチャーショック。今まで何だったんだ状態。大体1個€1～2で食べられるよ。2.3個いってvino tinto喰らって¥1500位かな。
ここバルセロナで本場のバルを味わいたかったら、是非このブライ通りへ。
ネイマール似の店員兄ちゃんが人懐こくてずっと話してた。東京は人が多過ぎるから京都に行きたいんだって。日本人はほとんど来なくて、いつも韓国人ばかり。だってさ。是非行ってあげて下さい。一瞬で分かるから。メトロの”paral.lel”って駅で降りたらすぐ裏の路地だよ。
ブライ通りで軽くギアを2速位まで入れて、そこからバスで数駅の“ゴシック地区“に乗り込んだ。ここ周辺に歴史博物館やピカソ美術館、カタルーニャ音楽堂等が集まってるよ。
ゴシック地区、オレヨーロッパってこう言うイメージを持ってたんだけど、まさにそれだったな。すげーーカッコイイ。この奥行き感、良く絵とかで見る光景。これはヤバイ。
この格好良さの中にお洒落なブティックとかバルとかアトリエとかが無数にあって。
もう勘弁して下さい、スペイン。頭のハードディスク容量が全く足りません。
ずっといてもまるで飽きない。
ここゴシック地区の入口って言ったらいいのかな、歴史博物館の通り挟んだ前くらいのバルが超美味しいよ。
店内にイベリコがたくさん吊るされてて、肉汁が垂れない様に受け皿見たいのが付いてて。そしてこのイベリコ豚が激ウマ。名前忘れた。地図で覚えてるから行く人教えます。
メニューが全く分からないのでテキトーに頼んだけど全部当たり。結構有名なんじゃないかな。最後お客さんでパンクしてた。
大きなレストランとかでない限り、基本スペインの定員さん、ほぼ全てスペイン語でくるから覚悟してね。ノリで乗り切るしかないです。
でも終始言葉と文字が全く分からない自分にちょっと後悔。スペイン語も少し勉強してくれば良かったな。
