Mario Götze!
@Signal Iduna Park.
月額費を払い、フジテレビNEXTでブンデスリーガを食い入る様に観ていた数年前。まさかこの地に来れるなんて夢にも思わなかった、Dortmund。
彼女や奥様と来たならば確実に喧嘩の火種となりそうな、サッカー以外特にこれと言って何もない、
“相方を退屈にさせるランキング” 上位クラスの土地。
北千住位の規模感の市内をジャランジャランして試合時間までうまく茶を濁すことにする。
ドルトムント中央駅からU45番の電車で3.4駅だったかな。15分位。とりあえず黄色い奴らについていけば間違いないです。
ココドイツあたりから、アルコールに対して急に緩くなり、ビール持ちながらスタジアムまで行っても大丈夫。下車して数分歩くと、見えてくるよ。”Westfalen stadion”。
嬉しかったのが、今だに“KAGAWA”のユニフォームを着たサポーターが何人かいた事。それだけの名選手だったんだろうなと感慨深かった。
「Fan Welt」って所でe-ticketを本券に交換。ここで絶対パスポート必要なので忘れずに。
そして、マジスーパー並びます。覚悟して下さい。
これが結構おかしなシステムで、名前の頭文字別の列になってて、オペレーターが一個一個封筒を探し出すと言う超アナログシステム。オレが並んだS～Z列、1番長蛇。半端ない。多分ドイツ人で1番多い頭文字なんだろうね。
しかも、その後もゲートで超並びます。3時間前位に着いて並ばないとギリギリになるから気をつけて。なんてったって、8万人だから。平均観客動員数、ヨーロッパ１位だから。
無事席に到着。震えた。世界最高のスタジアム。
急勾配のゴール裏だけで2万5千人いると言われる、通称“黄色い壁“。
相手のデュッセルドルフサポーターも鬼熱い。発煙筒炊きまくり。全然見えない。大ブーイングなんて気にしない。なんで一眼レフがダメで発煙筒OKなのか。ドイツ七不思議の一つ。未だに謎。最高。
ココで一時代を築いた香川真司選手、改めて感動した。こんな群衆の中、普通プレー出来ないと思う。今日の観衆。8万オーバー。
試合は白熱の展開の中、シメにゲッツェ君のゴラッソで3-2激勝。隣で1人物静かに見てた大人しいナイスミドルも大興奮で、言葉通じずとも、オレと抱き合いまくり。
しかしココでまさかの大事件。
前に座ってたおばちゃん。終始興奮して立ち上がったり座ったり超落ち着かない。確かに邪魔。隣のナイスミドルもそれが相当邪魔な様で再三にわたり注意。おばちゃんも渋々座る。
しかしまた立つ。ナイスミドル注意する。
何回かの掛け合いの末、最終的に隣に座るおばちゃんが隣の旦那にチンコロ。旦那、ナイスミドルに大声で言い返す。
ここで、遂に堪忍袋の尾が切れた隣のナイスミドル、ブチギレ。
鬼の右フック顔面炸裂。
急勾配の客席の中、旦那、漫画の様にぶっ飛ぶ。オレの隣が火種となり、客席大乱闘勃発。
コレ、俺しかいないでしょう、止められるの。止めましたよ必死で。余韻もクソも無し。怖ぇ。
超大変でした。
ドイツ人、着火が早すぎる。日本だったら大問題。良かったなんとか無事で。しかもここだけじゃありません。帰りも電車内、路上と、酔って興奮したサポーターからチャントの嵐。電車倒れそう。危ない。お巡りさん100人位居たよ。
市内に戻ると、そこら中で喧嘩。カオス。北斗の拳。
滅茶苦茶気性が荒い。ドイツ人。と言うかドルトムント人？ 逮捕されまくってた。動画撮ったけど怖くてちょっとしか撮れなかった。
熱いぜ、ドルトムント！益々好きになりました。
喧嘩するなら、この街で。笑
旦那の愛を改めて感じられる土地なのかもしれない。
次の国はEspana。
RYAN AIR（ライアンエアー）で、barcelonaに飛びます。
