生命力が物凄い。
一番分からされた国、“埃及“。
アンマン発20:10、カイロ着20:30。
20分で着くのかな?
よく分からない飛行時間と時差でちんぷんかんぷん、
遂にあのピラミッドで有名な、EGYPTにタッチダウン。 19カ国目。
EgyptAir、すごい。車みたいに滑走路運転する。急カーブ、急ブレーキ。超ザツ。大丈夫なんですかこれ。
離陸する時も今までだと滑走路手前で止まって、ポーンって鳴って発進だけど、タラップ出て滑走路まで急カーブ走ってるその勢いで止まらず離陸する。どんだけせっかちなんだ。笑
パイロットもギリギリまで空いてる客席で携帯いじってるから。乗客も着席してないし、緊急時の説明も全然終わっていない。世界は面白過ぎる。
さらに、到着後も空港のArrival Tarminal 2に着くはずなのに何故かTarminal3着。
空港ターミナル間シャトルバスが、停留所とは全然違う所に来る。
Arrival Gate前のタクシーの客引きが、サッカー日本代表帰国時の羽田空港並みの群衆が待ち構えている。
その中に突入してアピールしてバスを止める。マジで全然分からないし、空港から出られないよ。
何とかバスをキャッチして、ロータリーにたくさん泊まっている英語の全く通じない市内行きのローカルバスに乗り込むんだけど、金額が5EPのはずが8EPと言われる。
運転手が色んな客でガチャガチャテンパっている間に、おもむろにプラス10EP渡したら12EP返ってきた。で、結果3EPで行けた。
…なんなんだ!この国は!
基本バスが市内のどこに止まるのか全然分からないし、何せ「バス停」って概念が無い。運転手にアピールして乗る。降りる。これ嫌な予感するんだよな。帰り。笑
車もたくさん日本車が走っていて、ジャパニーズブランドの凄さを異国の地で改めて感じさせてくれる。
いやしかし、こんなに適当なのに国が機能しているのがマジ凄い。奇跡。尊敬するし、くだらない事を考えているヒマが全然無いので元気が出る。写真撮るヒマも無い位。
本当に旅は楽しい。
そしてエジプト人も半分位はいい人達だよ。声掛けて来る奴以外はだいたい大丈夫。基本的には“アッラー“が居るので優しい。
そしてココエジプト辺りから、トイレットペーパーが流せないので、もし紙使って拭いたらゴミ箱に捨てます。これは中々抵抗がある。洗浄用のホースがあるんだけど使い方が全く分からない。絶対ビショビショになるでしょ、これ。笑
オレのステイしたダウンタウンだけかも分からないが、交通インフラが殆ど無く、信号が全然無いので、車が猛スピードで走る環状7号線級の幹線道路の隙間を縫って渡る。なんで大事故が起きないのか、信じられない。メチャクチャ危ない。一日中爆音のクラクションが鳴り響いていて頭がおかしくなりそう。
ヨルダンやモロッコもそこそこヤバかったけどエジプト、別格です。全てが2割増しって感じ。世界の広さを改めて分からされた。全ての感覚が初体験。刺激的。
何とか日本人宿で有名な “ベニス細川家” と言う宿まで辿り着く。 久々に日本人だらけの宿で落ち着かない。
でも、そこで同部屋だったRYOTAと言う10代のYoung Gunと知り合い、彼にとても感化された。
数年間単身イギリスで料理の修行をし、終了後帰国がてら1人で世界を旅しているらしい。英語も堪能で明るく、芯もしっかりしていて素晴らしいパーソナルを備えていて。
何よりこの歳で世界の素晴らしさをオレよりも分かっている。
ゆとり世代がどうとかよく世間で言われるけど、我々昭和世代のポンコツよりも、彼らnext generationの方が、感受性豊かで外向的で勇気もあって、よっぽど世界基準だと思うよ。
良き出会いをありがとう。 また日本で会いましょう!