HOA LO PRISON, HANOI.

カテゴリー DAILY, TRIP
hanoi
“The scariest tourist spot,”
in Southeast Asia.

ここHanoiには、長年一緒に波乗りをしてきた後輩が仕事の都合で長期滞在しているので、コンタクトを取り久々の合流。

初めて訪れた国の知らない土地で、”お帰りなさい!”とスーツ姿で歓迎される。
何とも妙な気分だ。
わざわざ仕事の合間を縫って、昼飯食べにいきましょう、と。彼なりのホスピタリティ。とても嬉しい。

ラグビーボールしか持った事が無い不器用だった彼も、すっかり一人前になって家庭を持ち異国の地で奮闘している。時の流れは早い。 俺も負けずに頑張らなきゃな。

 

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“ホアロー収容所”に行く前に、彼のリコメンド、ベトナム料理で腹ごしらえに行きます。

フォーボー専門店のPho Thin」。

どうやらハノイでフォーを食べるなら絶対にココ、と言うくらいの人気店らしく、店内はツーリストと腹の減ったローカルでごった返している。 ちなみに俺は好き嫌いは無いけど、唯一絶対喰えないモノがパクチー。

そんな奴が間違っても降り立ってはいけない土地の様な気もするが、本場で食べる味は全然違うと良く言われる事と、過酷な旅の勢いとノリで食えるんじゃないかと、あまり気にせず食べてみる。

ひょっとしたら、パクチーはベトナムで食べたら美味いんじゃないか?

 

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と言う、淡い期待も見事に裏切られ、全撤去させて頂きました。すいません。

でもフォーはすげー美味かったな。ありがとう。洋平。

また夜ね、と、仕事に向かう後輩と別れ、1ホアロー収容所に向かう。
ハノイ市内にあるから分かりやすい。

 

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エントランスは監獄と思わせない程の洒落感。

中に入ると、ある程度再現されている所もあるが、実際に使用されていた監獄なので当時のままの拷問具や、独房、実際に収監されていた人が着用していた囚人服等、生々しい痕跡が残る。
後輩の話によると、霊感強い人は入口から全然入れないらしいよ。その位潜んでいるみたい。当然俺には見えないけど。

 

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来ている人の殆どが外国人で、彼らは英語で書かれた説明を食い入る様に見ている。
ちなみに日本人はほぼ見かけない。怖いから嫌なのかな。それとも現実から目を背ける?

”臭い物に蓋をする”  性分ではないので、オレは全部見て自分の頭で考えたい。

 

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ちなみにフランス軍が占領していた時に、実際に使用していた”ギロチン”があるんだけど、中々強烈。一瞬で首が飛ぶように様々な工夫がされている。
加えて、はねた首を受ける籠とかそれをしまっておくケースとか、結構リアル。 ギロチンなんて漫画の世界でしか見た事ないけど、恐ろしい兵器。

印象的だったのが、当時のベトナム兵の写真がたくさん展示してあるんだけど、捕虜になった人とか、はねられた首とか、全く目が死んでないんだよね。 魂が全然死んでいない。不謹慎だけど凄くカッコ良かった。

俺もこう言う人間で常にありたい。

 

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世界一周 “最後の晩餐” は、
またまた後輩が
reserveしてくれたベトナム市内の美味しいレストラン、

“Nhà hàng Ngon”。

店の名前がまんまそう言う意味らしい。
奥様も含め改めてみんなで乾杯。 ベトナム料理の全てを食べ尽くした。

 

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仕事でも無く、ただの自己満足の旅なのに歓迎してくれて涙が出るほど嬉しいです。もちろんその日の夜は、記憶が無くなるほど酒を飲み明かした。 当然この旅一番の贅沢。

 

後輩の家に厄介になり、この旅で一番綺麗なベットで沈没。

 

起きたら旅の全てが夢だった、なんてオチにならない事を祈る。

 

本当にどうもありがとう。

 

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