Pearl of the Danube,
”欧州の宝石箱”。
13ヶ国目、ブダペスト。
7時間バスに揺られて南東方向へ。朝6時。
スーパー無機質な景色のバスターミナルに到着。目の前には大きなサッカースタジアムのみ。何処のチームなんだろう。
プラハもだけどなんか白い花の綿見たいのが常にフワフワ飛んでて、キョロキョロしてるとたまに吸い込んでしまう。凄いくしゃみが出る。
物価が安くなるに比例してか、やはり強直な敵も増え始める。
ゲームで言う「同じ型番の色違いのワンランク強いヤツ」みたいな感じ。
だんだん分かってきたんけど、本当に治安の悪いエリアってなんか意外と小綺麗。違った言い方すると、殺伐としてる。そんな場所は要注意ポイントな気がする。案の定、結構なのに絡まれました。断ると反撃してくる。しかも女の子。さらに、物乞い同士で喧嘩が始まったりする。意味が分かりません。その間に逃げればまあ別に問題なし。
街も全体的に急に汚くなる。ちょっと警戒スイッチ入れた方が良さそうな街。
でもこの位では動じないメンタルになってきたので、慣れてしまえば何故か凄く居心地が良い。
オレ位の水準の日本人だと、ブダペスト辺りの金銭感覚が近いからなのかも知れない。 スペインやローマはちょっと水準が高いので、お金持ちの人には居心地が良いかもね。
ここブダペストはドナウ川を挟んで西岸がブダ地区、東岸がペスト地区で合わせてブダペストと言う。ドラゴンボールで言うフュージョン的なノリ。
基本東欧は全く言葉と文字が分からない。標識も分からない。英語のイントネーションも全然分からない。ここハンガリーの通過は、フォリント (HUF) 。 1フォリントおよそ0.5円位。
ハンガリーも市内にトラム、バス、地下鉄が網羅しているので、乗り放題券がオススメ。1日で1650HUFと安い。
ちなみに、1896年に開業されたブダペストの地下鉄1号線、世界遺産に登録されている地下鉄として有名。ノスタルジックで古い風貌だけど、しっかり整備されてて風情があって凄い良いよ。是非乗ってみて欲しい。
市内のダウンタウン寄りのホステルをブッキング。
ここの宿、1泊¥800位なのに、凄く雰囲気が良くかなりオススメ。旅人も多く、友達もすぐ出来そう。たくさんの国籍の旅人と話をする事が出来た。そして女性スタッフの方がとてもフレンドリーで親切で、なにせとてもカワイイ。惚れてしまうじゃないかと。また遊びに行きたい。
1階はBALI島レギャンの御用達クラブ、bountyの様なbarになっていて、モニターもあるのでサッカー見放題。ビールも安く最高の空間。
見所としては、市内にそびえ立つメインの聖イシュトバーン大聖堂。広い円形状の天井と、それぞれ4方向に分かれて展示されているキリスト画が、引き込まれる位凄く良かった。
中心に立つと全方向見ることが出来るので、他の聖堂とはまた違った景色を見る事が出来て新鮮。
様々な国でたくさんの聖堂を見て来ると、同じキリスト教でも、様々な崇拝の仕方があってとても興味深い。おそらく、次に目指すTurkey辺りからイスラム圏に入って来るので、また違った形の神の存在、信仰の仕方を見ることができるのでとても楽しみ。
ここハンガリーもカトリックの方が多いそうです。
個人的に超良かったのが、セーチェニー鎖橋から見渡すドナウ川沿いの街並みに、渡った先にあるマーチャーシュ聖堂周辺と、”漁夫の砦”。
名前の由来は、中世時代にドナウで漁をする漁夫たちのギルドがあったことからこの名称がついたらしい。このブダ地区サイドからドナウ川越しに見る国会議事堂が、半端じゃないキレイです。マジ、めちゃくちゃキレイ。日本人全然いなかったな。もっと取り上げられる前に行った方が良いかも。コレは超オススメ。国会議事堂がこのクオリティ。さすが、世界遺産の街。
見所の意外と多いブダペスト、ブダペスト駅もかなり良い味を出しているが、そこに隣接しているMcDonald’s、実はパリのエッフェル塔をデザインしたエッフェルさんが手掛けたマックだそうで、世界で一番お洒落なマックと話題を呼んでいるらしい。確かに凄いカッコ良い作りだった。中よりもクラシカルな外観がかなり格好良いです。
そこからバスで20分位行くと、セーチェニー温泉があります。
ハンガリー、正直余り期待してなかっただけに、良い意味で期待を裏切られ、最高に満足出来た数日間。
余談だが、アツアツのナンをアッサリとしたレバーペーストみたいな具に付けて食べるご当地フード。なんだろうあれは。見た目以上にパンチが無くてヘルシーだった。味噌の食感の味の無いシーチキン。カウンター越しの具材はすげー美味そうなんだけど、かなりの拍子抜けでした。
ここハンガリーもビールが安い。美味しいクラフトビールが¥200で飲める。
I love 東欧。