The city of one hundred towers.
世界遺産のプラハ歴史地区。
逆走。バスで5時間、北西へ350km。
おとぎ話の世界の様な、綺麗な街並みが近年人気を集めるPrague。
まずこのプラハからウィーン間、一体誰がこれ整えてるんだと不思議になる程、超綺麗。永遠に菜の花と緑の丘、と言うか緑の海。なんの草だろう。好きな曲を爆音で聴きながら西日を浴びて黄昏るにはマジ最高の区間です。ここ好きだな。この区間のバス移動オススメ。“世界の車窓から“でよく見る、あの光景がそこにある。
プラハ到着。12カ国目。
着いた時間とバスターミナルってのが悪いんだけど、いきなりホームレス&小便臭い。西欧と比べると質が少し落ちるのが体感出来る。久々に感じる人が全然居ない落ち着かなさ。ウィーンの方が綺麗かな。でも駅前なので立地は良いから女性でも安心だと思う。通過はユーロからCZK(コルナ)に変わる。1コルナおよそ5円位。
あと、急にロシア系の超強そうなタフガイが増え始める。ミニヒョードル。全然笑わない。何とかして笑わせたくなる。
何回か宿泊経験のある郊外のa&oにバスで向かいます。20分位。
このホステル、世界中にフランチャイズ展開してるのかな。結構クオリティ良くてドミトリーの中では上位クラス。しかもプラハのa&oホステル、超広くてさらにまさかのビール飲み放題らしく、宿泊者全員お祭り騒ぎ。外とのギャップが半端ない。ベロンベロン。
ココの国の人、マジでビールばっかり飲んでる。水より安いと言う噂は本当だった。絶対未成年であろう小僧共も、大ジョッキで一丁前に飲んでいる。
そうそう、チェコって一人当たりのビール消費量ぶっちぎり世界一みたいよ。ドイツとかかと思った。プラハのレストランバーも、大ジョッキ3杯に水餃子みたいなつまみ食べて日本円で¥1100。安い。
ここプラハも割とメインの観光所は集まっているので、観光しやすいです。
一番のオススメはトラム。超キュート。テーマパークの乗り物かと勘違いする様なノロノロ速度が丁度よく、最高の景色と街並みを見せてくれる。
そして世界で最も古く、世界最大の城としてギネス認定されている、チェコのアイコン、個人的にはゾーマの神殿、 “プラハ城” を見に行く。
聖ヴィート大聖堂も隣接している迫力満点のお城。
行くのにあたり、プラハ城は丘の上にあって階段をかなり登る事になるので、行きはトラムで入口の前まで行って、帰りはオレンジ屋根の美しい街並みをビール片手にチェックするのが良いよ。
遠くからでも迫力がもの凄い。
写真も当然持っているレンズでは入りきらないのでうまく撮れない。寝そべって撮っている連中もチラホラ。流石に世界一の大きさだけあって、大聖堂内は奥行きと高さ、ステンドグラスの迫力は世界一級。天井の高さは異常。クリスチャンの方達はとても熱心に祈っていたよ。
そこから、30体の聖人像が並んでいる風光明媚なカレル橋を渡りつつ、景色をゆっくり眺めながら街並みを見渡す。日本では絶対見られないであろう光景。映画みたい。
旧市街広場は、旧市庁舎と天文時計台が一度に見れるチェコ市民のアイコン的広場だけあって、パッションが半端じゃない。大道芸人はもちろん、見たことも無い様な方法で絵を描く女性や、自宅のガラクタみたいな物を平気で売っているオヤジ、初めて見る不思議な食材を使った屋台等、オリジナル感が凄くてどこも熱い。
明るいし、とにかくハッピーなオーラ全開の居心地の良い広場。子供達も沢山笑っている。
個人的に最高に面白かったのが、綺麗なバーテンのお姉さんが乗ってるBarにペダルが付いていて、野郎どもが飲みながらみんなで漕いで進んで行くユニークな乗り物。ビールをがぶ飲みしながら大声で歌ったりして街を行き来している。超楽しそうだった。近づいて来ると、どこからか段々歌が聞こえて来るんだよね。oasisとか、サッカーのチャントとか。みんな写メ撮ってた。最高。日本にも欲しいな。
俺だったら、「明日があるさ」とかみんなで歌いたい。笑
東欧の力強さと才能を垣間見れた。
もちろん、それに比例して観光客の数もヤバイ。身動きが取れない位。密度はヨーロッパで一番だったかな。日本の満員電車並み。
ちなみに、”世界一美しいスタバ”として有名なスターバックスはここプラハにあります。
屋台で食べた、ジャガイモと玉ねぎを炒めた美味しそうなご当地フード？を食してみたが、思っていた味とは全然違い、口に合わなかった。何だろう、肉じゃがみたいな見た目なのに、メチャクチャ酸っぱいんだよね。名前知っている人教えて下さい。ビールの3倍位の値段したよ。
ここチェコは治安も良いし、カフェや景色も可愛らしく、景色も東欧の美しい街並みが堪能出来、さらにそんなにプラハ内で長い移動を必要としないので、子供や女性、お年寄りに是非お勧めしたい、心と体に優しい土地。
次なるDestinationは前に居たオーストリアを飛び越えて、南東へ。
ハンガリーはBudapest (ブダペスト) を目指す。
