イスラム教の聖地から、
パレスチナ、ベツレヘムへ向かう。
世界三大宗教の一つ、イスラム教の聖地 ”岩のドーム” も、嘆きの壁がある“神殿の丘“にある。
行き方としては、嘆きの壁を前にして右手にスロープが見えるので、それを登り裏手側に向かうと岩のドームに着く。右側のゲートから出てすぐ脇の別のゲートから入る。ちょっと分かりづらい。
サウジアラビアのMeccaや、Medinaに次ぐイスラム教の聖地中の聖地。
と言っても、3つの宗教は非常に親密な関係性で、ここ岩のドームの半分はユダヤ教の聖地でもあるので、興味のある人は是非調べてみて欲しいな。
聖墳墓教会、嘆きの壁、岩のドーム。
これらが原因で世界で戦争が起こったり経済が左右されると思うと、胸が苦しくなる。世界規模の聖地のラインナップをこの目で生で見て感じる事が出来て、本当に幸せ。
ここ ”岩のドーム” が他の宗教の聖地に比べて大きく異なるのが、ポリスと警備兵の量が桁違いな事。持ち物検査から始まり、至る所にマシンガンを持ったポリスが駐留。忙しなく無線で指示したり走ったり結構物々しい。
そのセキュリティの効果あってかその反面、信者の人々と神殿の丘内は至って平和で、岩のドーム自体も建物的にはエルサレムで一番観光地っぽい所なので、ツーリストやお年寄りも沢山いてのんびりムード、危険な匂いは殆どゼロ。
岩のドームはイスラム教最大のモスクなので信者以外は当然入れないが、黄金のドーム型の屋根とトルコ産のタイルで覆われた美しい景観はマジ超綺麗です。一生に一度はみる価値アリ。だってあのイスラム教の聖地だよ。パワーがありすぎて蕁麻疹出そう。”アッラー”がすぐそこに居る気がしてくる。
この聖地”Jerusalem”からバスで1時間ほど南下すると、このエリアを語る上で欠かせない土地、
パレスチナ（Palestinian） がある。
パレスチナは自治政府なので正式には国というか地域。
何故その様になってしまったのか、何故“イスラエルの敵“の様に日本では扱われているのか、イエスキリストが生まれた土地はどの様な所なのか、
興味が湧き過ぎて鼻血が出そうなので、ここまで来たら向かってみます。
たまにバスで、イスラエル人を狙ったパレスチナ人による自爆テロがあるらしいけど、交通事故の様なモノだと個人的には思っているのであまり気にしないで乗り込んで来たい。
そこだけ切り取ると、パレスチナ人はヤベー奴等の様に聞こえるが、実は歴史を紐解くとそんな人達じゃないんです。彼等は故郷を追われて隔離されてしまっている被害者って事、ご存知でした？
その辺と、キリスト教が生まれた土地をこの目で実際に見て真実を確認して来たいと思う。
