ポカリスウェット、神。
徘徊開始@Dubai.
俺のバックパックの中で「必要無かったものランキング」この旅で不動の一位だった、
“粉末状のポカリスウェット“
バックパックの奥底に潜んでいたコイツ、ここにきて遂に本領発揮。市販の水に溶かすだけで2Lのポカリスウェットに変身。汗と下痢で脱水症状気味の俺の身体を一瞬で水々しい身体に仕上げてくれる。抗生物質とポカリ先生のお陰ですっかり回復できた。
ジャパンクオリティに大感謝。
世界一周に必須のアイテムと聞いていたけど、その圧倒的なポテンシャルを見せつけられた。
一時、半端ない腹痛に襲われた時は旅を辞めて戻ろうかと思った。
と言うのも、何故なら世界一周をするにあたり、１つも予防接種を打たずに旅に出て来てしまったから。ヤバイ菌じゃなくて良かった。ちなみにそんな奴はいないらしいです。流石にコレは馬鹿だった。
最低限 A型肝炎・破傷風・狂犬病・黄熱病 辺りは必須らしいので必ず打ってから旅に出て下さい。まぁヨーロッパ中心ならいらない気もするけど。帰国してから、“菌が移るー“ってイジメないでね。
成人してこの方、物販の世界で生きてきたオレとしてはやはり先を見据えて世界一を見とかねば、と、世界最強の商業施設、“Dubai Mall”へむかう。
メトロの“Burj Khalifa / Dubai Mall”駅で下車、そのまま駅からモール直結なのでカンタン。そのメトロ内では、世界一の高さを誇るあの超有名高層ビル、“ブルジュハリファ“を見上げる。
何のためなのかは分からないけど、とりあえず異常なデカさで結構興奮ものです。
そしてドバイモール。
年間8000万人が訪れる世界最大のショッピングモール。当然だけど、日本の比じゃないくらいデカイので、マジで回りきれないよ。迷宮。ここだけで確実に1日必要。ボーナスが2秒で無くなる恐れがあるのでサラリーマンの方々、お気を付けて。欲しい物しかないです。
よかった、貧乏バックパッカーで。
モール内には、ギネス登録されている超巨大水槽&スケートリンク、仮眠室等々。思い付くものは全て揃っている。個人的に感じたのは１つ１つのテナントが、デカいのは当然なんだけど広さというより高さがあるんだよね。開放感があって圧迫感が無いのでお客さんはゆっくりショッピングできる感じ。ロゴもやたらと大きくて格好良いよ。
日本で目にするブランドも多数発見。
見所は、ブルジュハリファと、その真下に広がる“ドバイファウンテン“と言う噴水のコラボショー。TDLに勝るとも劣らない圧巻のショーがなんと無料で見れます。
自分的には過酷な旅をして来てから、急にこの手のエレクトリカルなモノを見させられても頭の切り替えが難しい。
だけど、アラブの音楽とブルジュハリファに投影されるプロジェクションマッピングは、40歳に片足突っ込んだこんなおじさんのテンションさえも、ブチ上げてくれる程の破壊力を誇ります。
ドバイモールからLG階に降りて中央出口から外に出れば、目の前に天国の様なヤバイ庭が広がる。彼女や家族で来たら超興奮もの。最高の時間を過ごせるはず。もちろん夜ね。ラスベガスも凄いけど。
帰りで注意しなければならないのが、ドバイモールは23時で閉店。そしてギリギリまでいると、ガッツリ終電無くなります。ドバイのダウンタウンまでタクシーで戻る羽目になるので注意。ドバイのメトロ、終電鬼早いから気をつけて。
でも怪我の功名とはこの事で、そのタクシー車内から見るドバイの夜の街並みも中々の景色なので、時間気にせず満喫してしまった方が良いかもしれないよ。
東京ディズニーランドの年間入場者数が3000万人位らしいので、いかにこのモールがヤバイかがお分かり頂けると思う。
ドバイは凄く良い所だけど、やっぱりお金持ちが来る所だね。人工的なものがあり過ぎるので、Nature好きには全くお勧めしない。
ただ、休暇や旅に快適さとゴージャスさを求めるのならば間違い無くここDubai。そしてなんだかんだドバイモールで食べた、「パンダエキスプレス」の炒飯が一番美味かった気がする。
この旅で。
流石です。
