“A town where more gods
live than humans.”
本来の予定だと、ここでUAEからIndiaに飛ぶ予定だったが、病み上がりと止まらない下痢の状態、さらに衛生面において問題を抱える国へ行くのは自殺行為と思い、苦渋の決断だったが諦めることにした。
”ムガール帝国”で、本場のヨガと瞑想の極意を極めようと思っていただけにとても残念でならない。でもいつか必ず訪れようと心に誓った。
ドバイのメトロを見ると、どうやら国際空港ターミナル駅がありメトロで行けるっぽいのでメトロで向かってみる。ターミナル1駅、ターミナル3駅は難なく発見。
ドバイ国際空港到着。
しかし、今回ブッキングしたfly dubaiはターミナル2。全然見当たらない。
まぁ他の国でもそうだし、シャトルバスとかで行けるだろうとタカをくくっていたら、超最悪な事にそんなものは一切無く、さらにターミナル2はかなり離れていて、タクシーでしか行けないらしい。
想定外の出来事にメチャクチャ焦る。急遽タクシー乗り場を探して向かうが、ターミナル2、超遠かった。これマジ、別の空港名にした方が良いと思う。全然違う場所です。
ドバイのハイウェイ、完全に首都高湾岸線だったよ。
fly dubai使う方、マジで気をつけて。
メインのドバイ国際空港から超スーパー離れているから、タクシーじゃないと行けません。しかも結構値段も掛かる。メトロでは行けません。
しかもonline check-inして、Fast bag dropのみの状態にしてても、結局その窓口が遅くて大渋滞。マジで意味が無い。fly dubaiはもう乗らないかな。
ドバイから北東へ6時間。
ネパール、トリブバン国際空港到着。21カ国目突入。
世界で唯一、国旗が長方形では無い超オリジナルな国。
この時点でこの国、大好きです。
ネパールはエジプト同様で日本人もVISAが必要。$25。何故か日本円で払って欲しいと言われたが持っている訳は無いのでドル払い。あれ、何だったんだろう。
immigrationの前に申請用の機器が並んでいるので、指示通り記入すると紙が出てくるので、それを持ってVISAを買い、買い終えたらimmigrationに提出して入国です。
トリブバン国際空港、本当にここ国際空港かと思わせる古さとノスタルジックさに、たぶんみんなビックリすると思う。結構見所だよ。
空港周辺は想像してた以上にウザい。
生半可に日本語を習得しているだけに余計ウザいかも。耳につく言葉をたまに投げかけて来るのでイライラしない様に。市内まではバスがあるらしいが、時間的に終わっているとの事でタクシーで市内へ。
500ネパールルピー、日本円で¥450位。約30分。
wet seasonのアジア特有の蒸し暑さと急なスコール。
でもなんでだろう、やたら落ち着く。
空港以外の街の人々は全然いい感じ。そして顔付きが優しい。神が宿っている。
そしてネパールと言えば、ヒマラヤ山脈だよね。世界一の山脈が見たくてココに来た。しかしどーやって見るんだろうか。そう言えば、Athensでちょっと友達になったNepaleseに、
“ネパール行くなら絶対にPokhara(ポカラ)に行け。“
と念を押されたのを思い出した。
ドラゴンボールに出てきそうな名前で、地理的にも一番ヒマラヤに近そうなので一路向かってみる事にする。
カトマンズからはあの世界一高い“Chomolungma“が見れる事で有名だけど、一番美しいヒマラヤ山脈を見るには、そのPokharaから見る、世界で最も美しい山と称される“Machapuchare”の、Annapurna(アンナプルナ)一帯だと。
前人未到の山。ネパール人の聖域。
世界一周をしている以上、世界一は見ておきたい。
世界で一番高い所。いまいちピンと来ないけど、ゾクゾクする。
話を聞いているだけで我慢が出来なくなってしまい、夜21時ギリギリで怪しいチケット屋に直行。絶対行きたいので即ブッキング。ローカルバスだと$5位で行けるようだけど、$25のデラックスバスしか空いてないとの事で予約。
西へ200km。大した距離じゃないと思いきや、何故か8時間掛かる。何が起こるんだ?
ワクワクし過ぎて全然眠れない。
小学生の頃の夏休み、海へ行く前日の様なこの感覚が懐かしい。
その前に市内でチャージをしなければと、カトマンズ市内で腹ごしらえ。バリのポピーズ通りの様な商店街が何ともアジアらしい。
そしてネパール料理、舐めてました。メチャクチャ美味い。
餃子みたいな“モモ“、焼きそばに似た“チョウメン、ちゃんぽんの様な“トゥクパ” など、嫌いな奴などいるわけ無いと思わせるアジア人大好物の鉄板フードラインナップです。ネパールが日に日に好きになる。
「Everest」と言うコテコテのご当地ビールをガッチリかっ喰い、
興奮を抑えて、1泊¥700のバックパッカーにて、1人就寝。