Kathmandu To Pokhara.

カテゴリー DAILY, TRIP
pokhara
大自然で知られる第2の都市、
”Pokhara”

7時。

カトマンズ市内でポカラまでのツーリストバスが停まっている停留所を探したが、そんなものは一切無く、道端に30台くらいバスが停まっているだけの所に到着。
不安だったが、チケット見せればアレだアレだとみんな教えてくれるから安心だよ。優しい。ここはアフリカでは無く、我々のホーム、アジアですから。

ポカラはどうやらヒマラヤ山脈の最前基地で、トレッキングで有名らしく世界中の猛者が集まってくる街らしい。格好良いな。

 

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一路西へ出発。

カトマンズ市内から既に強烈な縦揺れが続く。どこが快適デラックスバスなのか、微塵もその良さを感じない。Wi-Fiも無く、エアコンも無い。おいおい。

そして8時間掛かる理由が分かった。
ハンパじゃない悪路でスピードが全然出せていない。良くて50km位の速度。

 

 

覚悟して下さい。

終始未舗装の悪路が永遠に続くので、強烈な揺れが8時間続きます。硬いタイヤに空気をパンパンに入れて砂利道を走る感じ。

どこでも寝れる技を習得したのでなんとか平気だが、オフロード車に慣れてない人や車酔いする人は残念ながら100%行けないと思う。車内で携帯も打てない程の揺れ。水も確実にこぼします。

 

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でも途中、見たことの無い景色の数々を見る事が出来るし、自然がたくさん生い茂る小さな村々で生き生きとした表情で暮らしている村人の姿を見る事が出来るので、個人的にはこのルートは嫌いじゃない。アジア圏は日本に近いのでやっぱり絵的に落ち着くのかな。

ちなみに、ポカラへ向かう道中のスーパー僻地でも雑草と芝が入り混じった、逆ハイブリッドコートでサッカーの試合をしてる。みんな真剣。自然体で人間のありのままの表情が凄く良い。

 

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15時、ヒマラヤ山脈麓の街、Pokhara到着。

フェワ湖って言う湖沿いのレイクサイドって街がツーリスト向けのエリア。
何だろうな、ホント凄く居心地が良い。この旅でもトップクラスの気持ち良さ。身体がこの純度を完全に欲しがっている。空気が超綺麗で肺が気持ち良い。

 

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あまりの気持ちよさから、自転車をレンタルして色々とぐるぐる回ってみたが、昔の良き時代のBALIに瓜二つだよ。

この売店何軒か抜けた裏手に、極上のレフトハンダーが現れても全くおかしくない程の村の作りと規模感。徘徊していても、毎年来ているかの様な居心地。ツーリストが長期滞在してしまう理由が分かる。

 

 

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本格的な登山からトレッキング、パラグライダーやなど、様々なアクティビティが体験できる土地だけあって、街はアウトドアアイテム専門のお店が軒を連ね、とても充実している。大容量のバックパックやノースフェイスのアウトレット品などあり得ない価格で販売している。コレ、本物なのかな。

さらにお土産も、100%カシミアのハンドメイド絹織物や、オールレザーのバッグやトートなど、予想以上に質の高い品々が売られていて、ここもモロッコ同様、仕事で仕入れしに来たい位の商品量。

 

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極め付けはブッキングした“Pushpa Guest House”と言うバックパッカー宿。
ポカラに来たら間違いなくココでOK。ホスピタリティ抜群で、トレッキングのガイドの資格を持つオーナーのRAJが笑顔で迎えてくれる。ポカラの良さ、日本人の良さを優しく丁寧に伝えてくれて、イレギュラーな事にも快く対応。

 

話によると、往路で俺が乗ったバスは$5で乗れるノーマルバスだった様で、どうやら騙されてデラックスバスの金額を取られていたらしい。
だと思った。

それを伝えると、こう言う所がツーリストを遠ざける原因なんだと、俺以上に激怒していたのが印象的だった。ネパール人は本当に優しい。復路はキッチリ通常金額でノーマルバスをブッキングしてくれた。

 

この街で最高のヒマラヤを見るには、sarangkot(サランクット)と言う丘に超朝一で登る必要があるらしい。

情報収集すると、どうやら翌日の早朝なら晴天予報でヒマラヤ山脈を拝む事が出来そうとの事。こればかりは自然相手なので見れなかったとしてもしょうがない。surftripでの波の良し悪しと一緒の感覚が更に心を掻き立てる。

4時にタクシーを手配する事が出来るから1人で行って来いと。朝早いぞ。行けるか?と。
上手い具合に俺のテンションを上げてくる。

 

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サーファーの俺からしたら、
そんなの朝飯前です。

 

ちなみにカトマンズで飲んだエベレストよりも、アルトっぽいポカラご当地クラフトビールの方が苦くて美味しかった。

 

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