Ancient Greek.
歴史的建造物の宝庫。
わずか1時間半程度で、近代オリンピックや古代文明発祥の地、Greece, Athens到着。
16ヶ国目。
ギリギリアルファベットが登場するので、今までの国よりは意味が分かる気がする。そもそもギリシャ文字、響きがなんだか格好良い。
ここGreeceは、世界遺産や ”インスタ映え” スポット等見所が沢山あり過ぎる土地だが、いかんせんそれぞれ距離が結構離れているので、残念な事に今回は全て見る事が出来ない。
お目当てがあるので、アテネ市内であまり時間が取れない行程となってしまっているが、観れる所は時間の許す限り観ておこうと思う。
とりあえずアテネ市内へ向かう場合なら空港到着後、4.5番出口の前に市内行きのシャトルバスが出ているのでそれに乗車。€6。窓口でも券売機でも買えます。色々な行き先のバスが来るが、迷ったらメインのシンタグマ広場行きのX95番に乗って終点まで行きましょう。そこからメトロで移動出来るよ。
でも、これがまた遠い。1時間位掛かるので車内で座れたら座った方が良いです。ギリシャ人も血の気が多いのか、結構すぐ喧嘩が始まる。しかも体つきが良くて顔が怖いので迫力満点。
アテネで一つ楽しみなのが、”METRO” (地下鉄)。
ちなみに、アテネも公共機関乗り放題チケット “ATH.ENA TICKET” があり種類も色々あるけど、3日以上滞在するなら$9で買える5日間乗り放題チケットでOK。5日間居なくても観光地が盛りだくさんなので1日で元取れます。
アテネのメトロ、ご存知の方もいると思うが、物凄い量のグラフィティが全面に入っている事で有名。しかも車内はスリが多くて結構注意が必要との事。しかしいざ乗ってみると車内はいたって平和。でも密度は結構あるし、変な奴も乗っているのでスリは気をつけた方が良いかも。グラフィティは超カッコイイよ。
ギリシャと聞いて真っ先に名前が上がるのが、古代ギリシア文明パルテノン神殿やNIKEのブランドネームの由来ともなっているニケ神殿があるAcropolis of Athens (アクロポリス)、とその周辺の遺跡群。
そのアクロポリスと、その他古代アゴラ等アテネの主要観光名所全部回れるセットチケットがあるんだけど、€30。アクロポリスだけだと€20。高い。
バックパッカーからするとかなり高額。コロッセオでちょっと痛い目を見ているので、ここはあまり金を掛けずに、周辺の捜索からの、遠目から綺麗に拝めるビューポイントを探す作戦に変更。
アクロポリス自体もゲートから先は入れないが、周辺に景観が良い所や迷路のような市街地もあるので思った以上に楽しめる。細くて階段が沢山あって、モロッコのシャウエン の様な作り。そしてさらに所々個性豊かなアートがあるので、見ていて全然飽きない。隠れスポットだと思うよ。
パルテノン神殿が綺麗に見える丘として有名なのが、
Filopappou (フィロパポス) の丘と、Lycabettos (リカヴィトス) の丘。
どちらも市内からバスで数駅と近いので、アクセスは良好。フィロパポスの丘の方がパルテノン神殿に近いが、リカヴィトスの丘がアテネ市内で一番高いとの事なので、せっかくなら高い方のリカヴィトスの丘に行ってみる。
試しに一番下から登ってみたが、暑さもあるのでかなりキツイ。途中、治安の悪そうなエリアを通る事になるので、基本的にはタクシーで登って、そこからケーブルカーが出てるのでそれで頂上行くのがオススメ。帰りは特に、女性の一人歩きはお勧めしません。
頂上は絶景も絶景。行く価値は超ある。
アテネ市内の街並みを一番上から360°見渡す事が出来、もちろんギリシャのアイコン、パルテノン神殿もバッチリ。徐々にライトアップされていくアテネ遺跡群のサンセットタイムはスーパーロマンチック。日も長いので長い時間ゆっくり楽しく事ができる。
しかし金輪際、男1人で、ここに来ない事を心に誓った。
もちろんサンセット狙いの観光客もドッと押し寄せるので、早めに行って手摺り側をキープした方が良い。頂上にレストランもあるし、ビールも売っているので最高のチルタイムを味わう事が出来ます。
ギリシャ、経済的に切迫している事が影響しているのか、全体的にツーリスト目当ての場所での物価等が他に比べて高い。もう少し、“損して得取れ“的発想があれば逆に潤いそうな気がするんだけどな。これだけ世界に誇る見所があるんだし、雑貨や洋服もカワイイものあるんだから。もちろん観光客なので致し方ないけど、高過ぎでしょう、と思う場面がいくつかあった。
なんか焦って目先の銭を負ってる感が少し否めない。一個人の観光客目線で見て、そう感じた。
