Ottoman Empire.
”Crossroads of civilizations”
バスで9時間、15ヶ国目Turkey。ヨーロッパとアジアの十字路。
この陸路での国境越えに関して長距離バスを使用する場合、ほとんどの人がmetro社で向かうと思うが、このソフィア~イスタンブール間、途中休憩らしい停車が何度か入るんだけど、笑える位全く英語が通じず、どの位休憩するのかも全然分からないので、怖くてうかうかトイレに行けない。車内もトイレが付いていないので結構冷や汗モノです。気をつけて。
そして、イスタンブールのバスターミナル、超デカくてマジで引く。3階建て位になっていて市内へのアクセス方法が全く分からない。そして若干薄汚い。そんな中、お構い無しにガンガン客引きしてくるからかなり疲れる。
しかもここトルコ、ほとんどのフリーWiFiが番号認証のSMS通知で繋げる仕組みだから、基本的に電話やSMS受けられるSIMが機能してない限りWiFiは使えない。市内まで行くのに今回ばかりは結構大変だった。結果的には迷って隣のデカイモールに辿り着き、地図を見たら目の前にメトロの駅があったので結果オーライ。
イスタンブールもほとんどがイスラム教。ちょうどラマダンが終了したタイミングで着いてしまったので、街中お祭り騒ぎで大パニック。彼ら、盆と正月が一度に来ております。トルコ人シラフなのに浮かれまくっている。そして男の99.9%はヒゲ生えてるから、とにかく、濃い。近い近い。
この辺からアラブ&中東系が混ざった人種の構成となってくる。
今回は観光名所でもある ”ガラタ塔” のすぐ側に宿を抑えてしまったので、人が多過ぎて全然辿り着かない。ちなみにトルコって国民何人位いるんだろう。多分これは相当いると思う。人で本当に溢れかえっている。
イスタンブールでは、有名観光名所は割と固まってるんだけど、その他の有名な世界遺産はどこも超離れているので、トルコを満喫するならトルコだけピンポイントで来ないとダメだね。国がデカ過ぎ。
街はなんだが “BALI” に似ていて、レギャン通り歩いているような気分にさせてくれる。
でもeuroとasiaが半々なので、色々な文化が混ざり合っててすごい特殊な街。正直、個人的には全てがなんか中途半端に感じてしまう。人種も宗教もマナーもファッションも食べ物も。日本のミーハー的な感覚とはちょっと違うんだけど、外国人が見たら日本人もこんな風に見えるのかなって思う。どうしたら良いのかちょっと困ってしまう。
そして、トルコ人は騙しが本当に巧妙。
“どこから来たの?日本?ホントに?俺日本大好きなんだよね!だから日本人には親切にしたいんだよねー“ってな感じで、すごい紳士に入ってくるパターン。仲良くなった振りして連行しようとする。なんか優しさに漬け込んで騙そうとしてくる感じが俺的にはかなりマイナスだったな。
トルコの通貨はトルコリラ。1トルコリラ、日本円でおよそ¥0.05。トルコも物価が安いので観光しやすい。やはりここではケバブ。良く東京都内の繁華街でも見かける、回転している肉を薄く切って、野菜と混ぜて食べるやつ。ちょっと香辛料多めだけどかなり美味しい。中々生野菜をガッツリ食べるには勇気がある海外旅行、一緒に野菜も取れるので結構な頻度で食した。
“Galata West Hostel” と言うホステルに滞在。ここのスタッフが超フレンドリーで、ボランティアで働く中国人の女性ホスピタリティが最高だった。共用スペースにいると、必ず宿泊者に声を掛けて輪に混ぜる。
気付くと様々な国の連中が集まり、ご飯食べながら英語でコミュニケーションができる。楽しかったな。旅の醍醐味だね。大体共通の話題はサッカー。サッカーの話で結構盛り上がる。世界共通のスポーツだと改めて実感した。でも蚊の破壊力が今までで一番だった気がする。メチャクチャ痒い。もしかしたら蚊じゃ無くて南京虫にやられたかも。
あと街に猫と犬が異常にいる。
犬なんて超デカイやんちゃそうなのがゴロゴロいてちょっと怖いんだけど、こっちの野良犬、全部ワクチン打ってるらしく、その証拠に耳に接種済みのタグが付いているので安心。まぁ元々全然絡んでこないから大丈夫だけど。猫は人懐こくて超カワイイ。平気で部屋に入ってくる。トルコ人、動物好きそう。動物に優しい。
ホント、凄いエネルギーを感じる国。パワーが漲っている。
24時間やる気スイッチが入りっぱなし。様々な人種が行き交う、人間交差点。
元気出したい時や凹んでる時、無気力になりがちな抜け殻状態の時は、
黙ってこの国を訪れて下さい。
トルコの熱い人々がきっと、“着火” してくれるはずです。