End Of The Road.

カテゴリー DAILY, TRIP
sahara
13時間の大移動。
最終着地、rissani

ヨーロッパからずっと思っていたけど、長距離バス内、夜中超寒い。エアコンなのか気候なのか分からないけど。皆さん乗る前暑くても必ず上着を持って乗り込んで下さい。あと稀に国境付近でパスポートコントロールが入るからパスポートも持って席に乗車した方が良いよ。

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道中寝ながらふと、思ったんだけど、いくら金持ちでもサハラに行きたいなら、この悪路を伴う長時間移動を必ず味わわないと辿り着けないんだなって。もはや金じゃないな、と。
お金で解決出来る問題じゃなくて、時間は時間。必ず掛かるもんね。我慢出来るか出来ないか。

だから正直、オレは全然苦じゃなかった。
「本物」見るならそれ相応の我慢を味わいたいなと思った。その先に凄い感動がある。トップアスリートとか冒険家とか研究者とか本当に尊敬する。

 

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そんな一丁前な事をぼけっと考えていたらやっと着きました。朝6時半。興奮と乾燥と寒さで風邪引いた。喉が痛い。
陸と砂の境目、モロッコ最果ての街rissani着弾。モロッコ最東端。

 

sahara

ディズニーランドでもVRでもファイナルファンタジーでもワンピースでも無い。 目の前にあるのは永遠に広がる現実の乾いた世界。
ヤバイ。どれだけ広いんだろう地球は。と同時に怖い。地球全体がこうなったらどうしよう。環境問題に直面する。分刻みで肥大する砂漠化を止めないと。みんなで考えないと。資源を大事に。地球を優しくしてあげよう。

 

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所々プチオアシスみたいな木々が生い茂る集落があるんだけど、それがまた本当に堪らない。男心を掻き立てる。こんなの戦争映画とかゲームの中でしか見た事がない。ここに来る事ができる全ての環境に感謝。

今回サハラ砂漠巡業をリザーブした“LAHMADA”のSTAFFが停留所で待っていてくれた。三菱の四駆で砂漠をひた走る事1時間弱。頭には何故か長渕やらB’zやら邦楽が駆け巡る。

 

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時折わざわざ車を停めてくれ、Photo!Photo!と声を掛けてくれる。モロッコ人、ホスピタリティ最高です。とても優しい。やっぱりオレは大好きです。

道無き道を進み、サハラ砂漠の袂にあるホテルに到着。クルーが暖かく迎い入れてくれる。ココで一息つき、夕方からラクダに乗ってサハラ砂漠に乗り込む予定。

“LAHMADA”は、砂漠のど真ん中とは思えない程の設備と、愉快でのんびりとしたユルユル&何故かラクダ似のSTAFF達でとても居心地が良かった。なんと贅沢な事にプールもWiFiも完備。雄大な砂漠を目の前にプールで極上のひと時を味わう事が出来る。

 

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ちなみに基本サハラ砂漠の78割は砂海じゃない。何と言うか、岩石砂漠。学校の校庭みたいなやつ。映画で作られている火星みたいなやつ。なので限られた一部エリアでしか砂海砂漠の光景は見られない。その一帯エリアがここメルズーカと呼ぶのかな。

 

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今回のツアー内容としては、砂漠のど真ん中でサンセットを見学したのち、夜は砂漠で一泊。ベルベル人の遊牧体験を味わい、朝ラクダで帰ってくると言う、日本人感覚からするとかなりのアンビリーバブルな内容。

幸せな奴だ。オレは。

 

純度100%を見に仕事を退職して、お金を掛けて、借金をしてここまで来た。失うものは何も無い。何も無いうちに得られるだけ得て帰ってやろうと思う。それをまた周りの人達にアウトプットして貢献したい。

 

sahara

人種も宗教も、思想も言葉も、土地も性格も、見た目も匂いも多種多様。

 

“Different colors”

 

すごい好きな言葉です。


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