ローマは有名な観光地は殆ど中心地に固まっているので、必殺の”ご当地公共機関乗り放題チケット”を駆使して、乗りまくって動き回れば楽しい。確か1日、€7位だったかな。
小分けのピザが安くて超美味いから、途中適当なお店を寄り道してto goして食べ歩きが最高です。
でも、ローマは条例で19時以降はアルコール外で飲んではいけないので注意が必要。スーパーで売ってくれなかった。見つかると罰金みたい。それだけアルコールは危険という事だね。あと、スーパー行くと日本人が割といて、しかもペアが多かった。仕事で家族ごと赴任している方が多いのかな。
俺は街を時計周りで回る事にした。
その馬鹿デカイ迫力に圧倒されるヴェネチア広場から歩いて数分、あの口の中に手を入れる事で有名な本場の“真実の口“。今は閉鎖されていて見る事が出来なかった。
そこから本日のメイン、バチカン市国へ突撃。
ローマ市内にあるれっきとした小さな”国”で、あのローマ法王が住む都市国家。国自体が世界遺産に認められている。Catholicの総本山、サン.ピエトロ大聖堂。という事で、メインストリートから既にオーラが半端じゃない。
ほぼ無宗教の俺の様な日本人が興味本位で乗り込んではいけないような荘厳さ。
広場は、中心を囲むように円形状に作られていて、140体の歴代教皇と聖人像が上から見下ろしてくるあのサマは、全てを見透かされている様な、心の悪が浄化される様な、そんなピュアな気持ちにさせてくれる。
堪らなかった。
バチカン市国のメインストリートをそのまま東に進めばサンタンジェロ城があるので、チェックしがてら、2000年前の神殿が完璧な状態で残っている、ロマンチックなパンテオン神殿をチェック、俺は正直あまり惹かれないベタな観光地トレビの泉、そして「ローマの休日」で有名なスペイン広場という順番で回った。
スペイン広場の優雅な夜の公園感、凄く良いよ。ハッピーなオーラが滲み出てる。こんな所でいつかのんびり家族で過ごしてみたい。
自分の育った竹ノ塚の駅前広場に比べたら、天と地ほどの差を感じる。畜生。
良い経験が出来た。
ちなみにテルマエロマエの舞台で有名な、巨大浴場の遺跡、“カラカラ浴場“もチェックしたよ。
このローマで思ったけど、やはり大都会は光と闇が表裏一体、栄えているエリアがある一方、ヤバそうな地区もいくつかある様で、通りがかりだけど歩きながら嫌な感じの場所を数ヶ所確認する事が出来た。郊外の夜とか少し警戒した方が良いかも。
もっともっとイタリアを満喫してゆっくりしたかったが、まだまだこの目で見てみたい土地は世界中に沢山あるので、ここローマを後にして、次は東欧エリアを北から東方面に国を巡りながら駆け抜けて、ヨーロッパとアジアの十字路、イスタンブールを目指す。