環境問題について、
考えさせられた心優しい国。
朝一の便なので、4時起床。ちょっと物騒なローマの線路沿いを歩いてバスステーションに行く。
ローマのフィルミーノ空港、市内から結構離れているから気をつけて。1時間位掛かる。直通列車も出ているけど、メインステーションの駅の手前に直行バスがいくつも待機しているので、時間聞いてタイミング合えば同じ位の時間で€6で行けるから絶対そっちの方が良いです。
約2時間で11カ国目オーストリア、ウィーン到着。
イミグレ、無し。
すげぇ。初めて。”ないんかーーい”って最後突っ込み入れてしまった。荷物検査のみで入国出来る。ビックリした。何かの間違いかな。ユーロ圏内なのに。
着いて思った印象は、雰囲気が明るい。規模感が日本に似ている気がする。そしてここから物価がグンと下がる。バックパッカーの懐には優しいエリア。
空港から市内までは、目に付くCATというVIP電車を使いがちだが、RJかSバーンが1/3位の値段で行けるからオススメだよ。CATの販売機の隣にあるからそこで買いましょう。
メトロの扉の戸締りが他の国に比べるとものすごい雑で面白い。ボケッとしてると恐らく挟まるから気を付けてね。
あとメトロ、正直チケット無しでも多分全然いける。改札も駅員もいない。チケット販売機も、小さくて見つからない位。どーなってんのよ。優しすぎる、この国。
と言うかほんとオーストリア、とにかく人が超優しい。今の所ヨーロッパで一番。
道端の人もお店の定員もみんな優しい。少しでも迷うと、すぐ分かりやすい英語で話しかけてくれる。ホントに毎回。お店の人も日本人と自分で判断して、“アリガトー“って言ってくれる。その都度ホッコリする。ドイツ語に近いんだよね。何語なんだろう。
公園、教会、どこに行ってもみんな幸せそうで笑顔が溢れている。
なんか見ていてこっちまで幸せになる。危険な匂いが個人的には1ミリも感じない。
色々徘徊していると、たまたまメイン通りで大規模なデモに遭遇。
なんのデモかと思って見てみると、恐らく環境問題。もしかしたらビーガンの方達のデモかも知れないけど、未成年とか若い子達のデモ。ものすごい人数が練り歩いていた。ここオーストリア、国民の質が高い。教育なのかな。優しさのパワーが桁外れ。
オーストリアもクリスチャン圏なのか、いくつか大きい大聖堂もあるので見に出掛ける。中でも、ウィーンのシンボルにもなっているユネスコ世界遺産、シュテファン大聖堂は圧巻だった。
そして観光名所にもなっているこのシュテファン大聖堂前の、綺麗な芝生の公園でみんなのんびりシエスタしているんだけど、公園内には、デカデカとco2削減しよう！みたいな大きなバルーン見たいの並べてみんなそれぞれ楽しんでいる。
いや、一発で好きになりました、オーストリア。東欧の美しい街並みを市内で見る事が出来るし、絶対にまたゆっくり訪れたい国。
もしかしたらたまたまかも知れないけど、first impressionは大事だから。イミグレ無し、もこういう事なのかな。優しいから。
関係無いとは思うけど、そういう事にしておこうと思う。
